僕が初めてP.ブーレーズのピアノソナタ第二番を聴いたのは大学生の時だが、トリルと幾つかの十二音音階を混ぜた作曲技法は実に衝撃的で、卒業後にインプロバイズされたピアノソナタ第三番Op.11はその影響を受けた最初の作品である。六つのWAKAOp.5で初めて十二音音楽に挑戦敷いたが静かである。それに対しこの今ソナタは騒々しい。十二音音階をいくつか混ぜるということはほとんどめちゃくちゃでそこに法則めいたものはほとんど無いそれがFrench Moderiun Music だ。
YMT-Music 代表のY. M. Tsuna が音楽の楽しさやライフスタイルを発信します。